豆乳ローションが脇の黒ずみやムダ毛に効果的だといわれていますが、実際の所はどうなのでしょうか?
身近なものでケアできるのは嬉しいけど…
まずは、脇の黒ずみに豆乳ローションが効果的と言われている理由とその理由が事実に基づいているのか、口コミ等から検証していきます。
脇の黒ずみに良い?市販豆乳ローションの全成分と特徴・効果は?
脇の黒ずみに良いとされている市販豆乳ローションの全成分を調べ、豆乳ローションの特徴と黒ずみへの効果は本当かどうか検証してみました。
まずは、市販の豆乳ローションの全成分と効果を調べてみました。
市販豆乳ローションの全成分と効果を調べてみました!
水、エタノール、ダイズ種子エキス、マンダリンオレンジ果皮エキス、豆乳発酵液、イリス根エキス、テトラヒドロピペリン、パイナップル果実エキス、ザクロ果皮エキス、パパイン、カルボマー、アルギン酸Na、BG、ペンチレングリコール、メチルパラベン
市販の豆乳ローションの全成分の効果を表にしてみました。
水 | 蒸留やイオン交換等の手法で濃度を上げた、比較的純粋な水 |
エタノール | 毛穴や肌を引き締める作用と防腐剤の役割 |
ダイズ種子エキス | 保湿効果と美白作用 |
マンダリンオレンジ果皮エキス/K | 肌バリア機能の改善効果 |
豆乳発酵液 | ハリと艶のある肌状態を維持 |
イリス根エキス | 保湿効果、肌を引き締める収斂効果、消炎効果 |
テトラヒドロピペリン | 有効成分の肌への浸透性を高める |
パイナップル果実エキス | 肌のバリア改善作用と保湿効果 |
ザクロ果皮エキス | 抑制作用 |
パパイン | 肌の汚れを落とす効果 |
カルボマー | クリームの乳化や分散の安定化、増粘剤 |
アルギン酸Na | 乳化剤 |
BG | 保湿剤と防腐剤を補助する役割 |
ペンチレングリコール | 保湿剤と防腐剤 |
メチルパラベン | 防腐剤 |
脇の黒ずみに有効?!豆乳ローションの3つの特徴
全成分と効果を調べた結果、豆乳ローションには、3つの特徴があります。一つ一つ、詳しく説明していきますね。
1.豆乳ローションの一番の効果は抑毛効果!
抑毛効果とは、豆乳ローションを肌に塗ることで、毛の発育を抑え、薄くなったり細くなって目立たないように働きかけるという効果です。
よって、脱毛のように、毛を抜くこと・毛が抜けることではなく、あくまでも
「毛の発育を抑制する」
こうすることで、ムダ毛を少しずつ細くし、頻繁に行っていたムダ毛処理の回数を減らすことが可能です。
2.豆乳ローションには美白成分が配合!!
豆乳ローションに配合されているダイズ種子エキスの「イソフラボン」には、代謝を促す機能で、肌のターンオーバーを促進させることで、古いメラニン(黒ずみ)を排出させることが可能です。
使用し続けることで、くすみを取り除いて明るく透明感あるお肌に導きます。
3.美肌効果により脇の肌荒れを改善!
イソフラボンには、肌の真皮層でつくられる「コラーゲン」や「ヒアルロン酸」の生成をサポートしてくれます。
脇に黒ずみができているお肌は、肌荒れ等で肌のバリア機能が低下し、外部の刺激を受けやすくなっています。
これでは、黒ずみは進行する一方…それをSTOPさせてくれる効果があります。
「コラーゲン」や「ヒアルロン酸」は、肌の奥でバネのあるネットのようなもので、ハリや弾力に欠かせない成分です。
使用することで、肌荒れを解消し、健康的な肌へと導きます。
【やっぱりダメ?】脇黒ずみに豆乳ローションが適切でない2つの理由
豆乳ローションには、使い続けることで得られる美白成分や美肌効果があるため、脇の黒ずみにも効果があるように見えますが…
実は、脇の黒ずみには適切ではない2つの理由があります。
1.強力な美白剤ではないので時間はかかる
イソフラボン等は、「厚生労働省が認可した美白成分」には、該当しません。また強力な美白剤というわけではないので、脇の黒ずみを取るには時間がかかります。
豆乳ローションを塗ったらすぐに黒ずみが消えるということはないようですね。
2.肌に負担がかかる添加物がしっかり配合!
通常の脇専用の黒ずみ解消クリームには、アルコール・パラベンと呼ばれる添加物は、肌に負担をかける成分として一切使われていません。
しかし、豆乳ローションには肌に刺激となるアルコールとパラベンが配合されています!!
- エタノール…敏感肌や乾燥肌の方は肌への刺激となる
- パラベン…接触性皮膚炎を起こす可能性あり
特に脇に黒ずみと共に膿みや炎症がある場合は、上記の添加物を使用することで、さらに黒ずみが悪化することも考えられます。
パラベンは、「旧表示指定成分」と呼ばれていて、厚生労働省が、皮膚障害を起こす可能性のある成分として指定されています。
市販の豆乳ローションで有名な3選
ドラッグストアや薬局など市販で購入できる豆乳ローションは以下の3つが有名です。
【なめらか本舗】 豆乳イソフラボン含有の化粧水
豆乳イソフラボンを含有した豆乳発酵液の配合量が2.5倍と濃縮された豆乳ローションです。
その他にもダイズエキス、ダイズタンパクが入っています。これらの3成分は、黒ずみに対してではなく、保湿成分として配合されています。
容量 | 200ml |
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価格 | 972円(税込) |
【鈴木ハーブ研究所】パイナップル豆乳ローション
2種類のイソフラボンとパイナップルエキスが配合がされ美肌プラス角質ケアを行ってくれます。
ムダ毛処理した後の保湿剤として塗ると、肌への負担が軽減される効果が期待できます。
容量 | 100ml |
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価格 | 2,500円(税込) |
【マサオコーポレーション】パイナップル+豆乳ローション
パイナップル果実エキス、豆乳発酵液、ダイズ種子エキスが配合され、お肌のケアをサポートします。
クズ根エキス、アロエベラ葉エキス、クロレラエキス等の保湿成分も配合されていますので、肌に潤いを与えてくれます。
容量 | 200ml |
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価格 | 1,296円(税込) |
公式サイトをチェックしてみる
これらの市販の豆乳ローションは、通販で有名なAmazonや楽天でも購入できます。
どの豆乳ローションも脇の黒ずみケアとしてではなく、ムダ毛処理後の保湿ケアなどを目的として売られています。
【結論】成分と効果により脇の黒ずみにも期待できる?!
上記の「抑毛効果」「美白効果」「肌荒れを改善する効果」から、今、進行している黒ずみをSTOPさせたり、美白効果や肌荒れを改善することから、出来てしまった黒ずみにも効果を発揮してくれるように思えますね。
しかし、美白効果が正直弱かったり、肌に刺激となる成分がしっかり配合されている点は残念に思います。
自宅ケアで豆乳ローションを使いたい方は、自家製の添加物が入っていない豆乳ローションがオススメです。
豆乳ローションを使用したいなら無添加の自家製豆乳ローションがオススメ!
市販の豆乳ローションには、有効成分である「イソフラボン」の含有量がどれくらいかわかりませんし、添加物がしっかり入っていることが多いです。
脇の黒ずみ解消には、時間がかかりあまり期待はできませんが、保湿や肌荒れを改善したい方には、自家製の豆乳ローションがおすすめです。
自家製の豆乳ローションの材料・作り方
完全無添加の手作り豆乳ローションの作り方を説明していきますね。出来上がりは200ml(約20日分)になります。
自家製の豆乳ローションの材料
自家製豆乳ローションで必要な材料は、以下の3つです。
- 無調整の豆乳・・・250ml
- レモン・・・1個分
- 消毒用アルコール・・・大さじ4~5杯
自家製の豆乳ローションの作り方
- 豆乳を小鍋に入れて弱火で温める
- 60~65度になったらレモン果汁を加える(皮の成分や種が入らないように)
- 弱火のまま10秒ほど混ぜブツブツしてきたら火を止める
- 小鍋に消毒用エタノールを大さじ4~5杯混ぜる
- ボウルの上にステンレス製のざるを置き、その上に清潔なガーゼとキッチンペーパーを2枚重ねて置く
- 温かい豆乳をゆっくり丁寧に流し入れる
- 完全に冷めたらガーゼをしぼる
- 清潔な保存容器に移して自家製ローションの出来上がり
冷蔵庫で約1週間、冷凍なら約1ヶ月保存可能です。保存料が一切入っていないので、なるべく早くに使いきりましょう。
では、理論はここまでにして、実際に使っている人は効果を実感しているのでしょうか??
次では、豆乳ローションのメリットとデメリット、そして、実際、脇の黒ずみに使ってみた人の口コミをご紹介しますね^^
自家製豆乳ローションのメリット&デメリット
自家製豆乳ローションのメリットとデメリットをご紹介します。
自家製豆乳ローションのメリット
自家製豆乳ローションのメリットは、自分で作れるということで、安心安全ですね。
それも添加物が一切入っていないので、市販品を使って肌にトラブルを経験したことがある方には安心して使えます。
使用する無調整豆乳には、「サポニン」「イソフラボン」が多く含まれます。
またクエン酸を多く含むレモンを加えることで「活性化大豆イソフラボン」が抽出できるので、抑毛効果が高いローションが出来上がります。
自家製豆乳ローションのデメリット
自家製豆乳ローションのデメリットは、日持ちがしないということです。
添加物である「防腐剤」や品質を保つ「増粘剤」が含まれていないので、肌には優しいですが、すぐに使い切らないと腐ってしまいます。
また手作りをするのが好きな方にはいいですが、時間がなくて忙しい方には、けっこうな面倒な作業となります。
黒ずみケアは毎日続けることが重要になりますから、最低3ヶ月~半年は続けなければいけません。
続けるのがけっこう大変というデメリットがあります。
豆乳ローションを脇の黒ずみに実際に使っている人の口コミ
市販の豆乳ローションを使っている方の口コミと自家製の豆乳ローションを使っている方の口コミをご紹介します。
市販の豆乳ローションを使っている方の口コミ
使いだしてから確実に毛が薄くなりました。ムダ毛処理で荒れていた毛穴も今ではきれいです。
まったく生えてこないわけではないですが除毛後は、生えてくるのが以前より遅いです。
使い出してから3ヶ月経ちます。脇の毛の本数が確実に少なくなっていて自己処理が減っています。
これで、黒ずみが薄くなってくれれば満足です。
自己処理のせいで脇がポツポツと黒かったのですが、4か月間、使用でなんかきれいになってきました。
まだありますが、黒いポツポツが減った感じです。
まだ使い始めて4~5日で効果はわかりませんが…
なんとなく抜いた後のプツプツが目立ちにくくなってきたような気がします。
使い始めて約1ヶ月になります。
黒ずみや毛が薄くなったかはまだよく分かりませんが、お肌がなんとなくつやつやというかすべすべになっています!
肌がしっとりしてとても調子がいいです。
確実な効き目はイマイチわかりませんが、少しづつガサガサだった脇が綺麗になってきました☆
市販の豆乳ローションは、価格によって効果も変わってくると思います。
安い商品は、それなりしか効果を感じられません。
安い商品には、大豆成分があまり入っていないのかな…抑毛効果が全く感じられませんでした。
一週間毎日つけても私はあまり効果は見られませんでした。
確かに少し生えるスピードが遅くなったかなとは思いましたが絶賛される程ではありませんでした。
まだ日もたってないのもあると思いますが使い切るまで信じて試してみようと思います。
自家製の豆乳ローションを使っている方の口コミ
使い始めてから1~2週間で脇のムダ毛が薄くなりました。
市販の豆乳ローションでは、全く効果が出なかったけど…
手作りで豆乳ローションを使ってみたら1ヵ月後に効果を感じることができました。
脇の黒ずみの効果はその後、徐々に現れてくると聞いたので、かなり長期戦になりそうな予感…
大豆のような臭いがとても気になります。
3週間使ってますが、かおの髭は薄くなったかもというくらいで、脇の黒ずみは効果なしです。。
保存がきかないし、作るのも、けっこうめんどくさくて…正直モチベーションが保てません。
これから作ろうと思う人にはオススメできません。(温度計とか用意しないといけないし…)
【まとめ】豆乳ローションは脇の黒ずみには効果は弱い
市販の豆乳ローション、自家製の豆乳ローション、どちらにも共通して言えるのが、脇の黒ずみには効果は弱いということです。
特に、市販の豆乳ローションは、種類が多く、その分、抑毛効果も分かれます。
安価な1,000円~2,000円台は、化粧水としてはいいですが、抑毛効果を感じている方は正直少ないです。
高価な4,000円台を使っている方は、抑毛効果は感じられるけど、黒ずみについての効果を実感している方は少ないです。
それだったら、同じ位の値段で購入できる「脇専用の黒ずみケアクリーム」を始めから使用していた方が、時間や費用についてもコスパが良いと感じました。
豆乳ローションは、黒ずみ効果は低いですが、脇の下がツルツルになった、しっとりしたというような保湿効果や肌荒れが改善された方も多くいました。
脇の黒ずみに豆乳ローションよりも効果的なクリームとは?
上記でも説明しましたが、豆乳ローションと同じ位の値段なら、断然「脇専用の黒ずみケアクリーム」を使用した方が効果は期待できます。
その名の通り、脇の黒ずみが気になる方のために開発された黒ずみ解消クリームなので、効果もバツグン!!
- 厚生労働省が認定した美白有効成分配合
- 黒ずみを出来にくくする美容成分を配合
- キレイな脇を保つ保湿成分を配合
- 日本人の肌に合わせて作られた純日本産
- 返金保証制度も付いているから安心して試せる
厚生労働省から一定の効果があると認められた美白成分や黒ずみを出来にくくしてくれる美容成分がたっぷり配合されていますから、根本から黒ずみをケアしてくれます。
人気1位の【アットベリー】には、豆乳ローションにも含まれている「イソフラボン」の一種である「天草フラボノイド」が含まれています。
「天草フラボノイド」の他に、厚生労働省から認められた有効成分「グリチルリチン酸2K」「プラセンタ」が配合され、黒ずみを解消するだけでなく、健やかな肌へと導く効果も期待できますよ。