妊娠中は、赤ちゃんが生まれることに備えて、女性の身体は変化します。
その変化として、赤ちゃんに栄養をしっかり届けるためにバストが大きくなって授乳しやすくなったり、乳首の色も変化します。
バストが大きくなるのは、嬉しいと思う人も多いかもしれませんが、乳首の色がピンク色からこげ茶色や黒色に変化するのは、女性としてショックですよね。
そこで、産後の乳首の黒ずみをより早くに解消する対策方法を原因を説明した上でご紹介していきますね。
産後の乳首の黒ずみがなかなか元に戻らない方は参考にしてみてください^^
【原因は?】産後の乳首に黒ずみができる3つの原因!
まずは、どうして産後に乳首に黒ずみができるのか?の原因を知っておきましょう。
その原因には、妊娠、産後特有なものもあります。
対策の前に、黒ずみができてしまった3つの原因をご紹介しますね。
【原因1】ホルモンバランスの乱れによる「メラニン色素」の増加
産後に乳首に黒ずみができる大きな原因の一つが、妊娠時にホルモンバランスが変化するからです。
妊娠20週を超えた辺りから女性ホルモンの「エストロゲン」と「プロゲステロン」が上昇してきます。
どちらの女性ホルモンも胎児の成長を助け、乳腺の発達を刺激するなど、妊娠を維持するために必要なホルモンなのですが…
この2つの女性ホルモンには、メラノサイトという色素細胞を刺激する作用があります。
2つのホルモンが増えるとメラニン色素(黒ずみの元)が刺激され、増殖されることで色素沈着が徐々に起こり始め、乳首が黒ずんでいきます。
だいたい妊娠5ヶ月ころから段々、色に変化が現れてきます。
【原因2】妊娠・産後の乾燥が黒ずみを進行させる
妊娠中は、ママの体の水分がどんどん胎盤に送られるので、肌がとても乾燥しやすく敏感な状態になっています。
乾燥状態が続くと、バリア機能が弱まり、肌にダメージを受け、その身体の防御反応として、メラニン色素が放出されやすくなります。
結果、気づいたら黒ずみがさらに黒くなっていきます。
【原因3】授乳による肌への摩擦や刺激
産後に授乳は赤ちゃんにとっては、とても大事なことですが、その授乳によって起こる摩擦や刺激がメラニン色素を増加させています。
それも赤ちゃんが成長するにつれて吸う力も大きくなったりすることで、刺激も大きくなります。
その刺激や摩擦から守るための防御反応として、メラニン色素が蓄積され黒ずみを生み出します。
産後の乳首の黒ずみは自然に消えるって本当?!
一般的には、産後半年から1年ほどで女性ホルモンが正常に戻るため、だんだん薄くなってくると言われています。
しかし、妊娠中の乾燥によって出来てしまった黒ずみや授乳による摩擦や刺激で、すでに出来てしまった黒ずみを元に戻すためには、黒ずみケアや対策が必要です。
また最近では、
- 食事の欧米化
- 育児ストレス
- 2,3人目になると残ったまま
- 高齢出産…etc
でなかなか黒ずみが消えない!黒ずみがスムーズに排出されずに、残ったままの方も増えています。
そういう方々のためにも、黒ずみケアを次でご紹介していきますね。
産後の乳首の黒ずみをケア解消する5つの方法!
黒ずみができる原因が主に「メラニン色素」と「乾燥」だったので、メラニンを撃退したり、乾燥を防ぐ対策方法が必要です。
ご紹介する乳首の黒ずみを解消する方法は、自宅で誰にもバレずにこっそりケアできる方法と医療機関で治療する方法の2つがあります。
それぞれ説明していきますね。
1:【一番おすすめ!】市販の専用美白クリームでバレずにケア!
産後は、育児に家事にママはとっても忙しいですよね。
毎日簡単ケアで確実に乳首の黒ずみケアしたい方には「市販の乳首専用黒ずみケアの美白クリーム」がおすすめです。
朝と晩の2回、清潔な肌に美白クリームを優しく塗るだけなのでとっても簡単!
それに、厚生労働省から効果が認められた美白有効成分もしっかり配合されているので効果もバツグン!!
- メラニンの生成を抑えたり、できてしまった黒ずみを分解する成分配合!
- 黒ずみを作らせない美白成分配合!
- 産後のデリケートな肌をたっぷりの保湿で保護!
- 肌の新陳代謝を正常にし、妊娠前の健やかな状態へと導く成分配合!
- 美容成分配合で黒ずみが出来にくくする!
- 無添加・純日本製なので安心・安全!
- 赤ちゃんでも使える安心成分で毎日使える!
お値段も1ヶ月5,000~6,000円と続けられる価格となっています。(お試し価格ももちろんあります!)
乳首の黒ずみだけでなく、脇、デリケートゾーンの黒ずみにも対応しているため、産後の黒ずみが気になる方に大変オススメです。
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2:薬局で購入できる保湿クリームで乾燥を予防!
美白成分 | 肌荒れ解消成分 | 保湿成分 | 添加物の有無 | |
---|---|---|---|---|
ニベア | × | × | ○ | あり |
馬油 | × | ○ | ○ | なし |
オロナイン | × | × | ○ | あり |
バイオイル | × | ○ | ○ | なし |
産後の乳首の黒ずみができる原因の一つに肌の乾燥がありましたよね。
その乾燥を防いでくれるのが、薬局、ドラッグストアで手軽に購入できる市販の保湿クリームです。
市販の保湿クリームには、「保湿成分」の他に「肌荒れ解消成分」が含まれている商品もありますから、両方含まれていると尚いいですね。
しかし、市販の保湿クリームには、メラニンの生成を抑える美白成分が入っていないため根本的な黒ずみ解消法にはならないことも頭に入れときましょう。
黒ずみがこれ以上増やさない対策方法として、または、黒ずみが段々消えてきて、プラスアルファ何か予防ケアをしたい時におすすめです。
3:ジャムウ石鹸で優しく泡パック!
乳首の色が黒くなったからと言って、キレイにしたくて石鹸でゴシゴシ洗いをしていませんか?
石鹸でのゴシゴシ洗いが黒ずみを悪化させる要因にもなっています。
また使っている石鹸も市販の値段が安くて刺激が強い石鹸を使っていても刺激となり、悪循環に陥ります。
そこでおすすめなのが、植物成分で作られた「ジャムウ石鹸」です。
植物由来成分の自然のチカラで、肌のくすみを徐々に透明感ある肌へと導きます。
消臭成分も入っているので、出産後黒ずみだけでなく、体臭がきつくなったという方にもオススメです。
全身使えるのもオススメポイント!アンケートでは、約4割の方がジャムウ石鹸で全身を洗っているという回答もありました。
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4:【医療機関で解消】美容外科でピコレーザー治療
自宅でのケアが続かない!医療機関で医師の指導の元で解消したい方は、美容外科でのレーザー治療があります。
産後の乳首の黒ずみに効果があると話題なのが、「ピコレーザー」というレーザー治療です。
1兆分の1秒という短時間で黒くなった色素を粉砕できるため、肌に優しく美白効果が狙えると言われています。
- 施術時間は5分以内で手軽!
- 5分でも痛みは激痛!
- 1回でも効果はあるが数回受ける必要あり!
- 1回の値段は、約8万~!
黒ずみ治療は、自由診療なので、保険適応がなく実費となります。
確実に黒ずみは解消されますが、痛みが強くあり、料金の部分でも余裕がないとなかなか踏み出せないというデメリットもあります。
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5:【医療機関で解消】ハイドロキノンなどの外用薬
レーザー治療と一緒に処方されるのが、「ハイドロキノン」と言われる外用薬です。
ハイドロキノンはメラニン色素を作る「メラノサイト」の働きを抑制したり角質を剥がす作用がある「肌の漂白剤」と言われています。
そこに、肌のターンオーバーを促進させる「トレチノイン」を併用させることでより効果が得られます。
- 通院は必要だが自宅でケアすることができる!
- 効果は約2ヶ月~半年!
- 最初赤みが出る副作用もあり
- 値段は、約2万~
「ハイドロキノン」と「トレチノイン」の両方の外用薬を使うことで黒ずみを排出し、乳首の色を薄くしていきます。
トレチノイン軟膏には、濃度の強さが異なるものが幾つかあるので、必ず医師の指導のもと使用しましょう。
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産後の乳首の黒ずみは日々の生活習慣でも予防できる!
産後の乳首の黒ずみは、上記の方法で元のピンク色に戻すこともできます。
そして一緒に、日々の生活習慣をちょっと意識するだけでより早く黒ずみとさよならもできます。
その黒ずみをより早く解消する方法もご紹介します。黒ずみがなくなってからの予防法としてもオススメです。
産後の黒ずみに効果的な予防法1:バランスの摂れた食事!
タンパク質 | 新陳代謝を活発にする(肉・魚介・大豆・牛乳) |
---|---|
ビタミンA | 皮膚を修復しターンオーバーを 促進させる(うなぎ・緑黄色野菜・レバー) |
ビタミンB郡 | 新しい皮膚を作り出す(豚・大豆・卵・納豆・玄米・レバー) |
ビタミンE | メラニンの生成をブロックする(アーモンド・ナッツ・たらこ・アボガド) |
ビタミンC | メラニンの生成を抑制(ブロッコリー・芽キャベツ・パセリ) |
亜鉛 | 新陳代謝を促す(牡蠣・煮干・乾燥のり) |
セラミド | 肌の水分保持機能やバリア機能を保つ(こんにゃく・黒豆・小豆・ひじき・わかめ・ごぼう) |
外側のケアだけでなく、内側からのケアからでも黒ずみをより早くに戻す方法があります。
それは、日々の食事です。特に肌のターンオーバーを促す食品を積極的に摂ることで、産後の黒ずみの排出を促します。
また黒ずみが出来にくい健康的な肌が作られます。
上記の食材では、特にビタミンC・Eはメラニンの生成を抑え、黒ずみを薄くする食材になりますので意識的して摂っていきましょう。
産後の黒ずみに効果的な予防法2:紫外線をシャットアウト!
紫外線と産後の乳首の黒ずみには、深い関係があります。それは、メラニン色素です!
紫外線を浴びると身体は、肌を守る対策として妊娠中と同じようにメラニン色素が放出されます。
よって、妊娠中や産後に紫外線をたくさん浴びることは、メラニン色素をさらに増殖することに繋がり、黒ずみを悪化させる要因ともなります。
- 日焼け止めクリームをしっかり塗る
- 目から入る紫外線にも気を配る
- 帽子をかぶる
- 紫外線カットの洋服を着用する
- 飲む日焼け止めサプリを飲用する(妊娠中はNG)
産後は、肌が敏感な為、少しの紫外線でも日焼けやシミを起こしやすくなります。
よって上記のような日焼け対策がしっかりして外出しましょう。
産後の黒ずみに効果的な予防法3:ホルモンバランスをしっかり戻す
妊娠中に乱れてしまったホルモンバランスを産後にしっかり戻すことで、メラニン色素の増加も抑えられます。
ホルモンバランスは、産後徐々に戻っていきますが、産後の睡眠不足などのストレスでホルモンバランスを乱れた状態のままになっています。
- 休める時は休むようにする
- ゆっくりお風呂に浸かる時間を作る
- 1人の時間を作って一息つく
- 軽いウォーキングをする
- 1日に何回か深呼吸をする
- リラックスできる好きな音楽を聴きながら育児をする
産後は、身体を休めることはとても大事です。旦那さんや両親に任せられる所は任せて自分の時間を少しでも作るようにしましょう。
それも難しい方は、深呼吸をしてみたり、深呼吸しながら1分でも心を無な状態を維持してみましょう。
それだけでも毎日続ければ、ホルモンバランスは徐々に整ってきます。
【まとめ】
産後の乳首の黒ずみは、女性としてはなるべく早く解消したいですよね。
時間が経てば徐々に薄くはなってきますが、やはり自分でも意識してケアすることはとても大事です。
1人目はすぐに戻ったのに、2人目、3人目は全然戻らないという先輩ママさんもいますから、早めに対策はしておきましょう。
ママになってもその前に1人の女性です。
いつまでもキレイな女性でいることも自分を大切にしている証としてとても大事なことだと思います^^