お尻の黒ずみを皮膚科、美容外科など医療機関でしっかり解消したい方もいると思います。
皮膚科や美容外科でお尻の黒ずみを治療したいけど、
- どんな方法があるの?
- どれくらいの料金がかかるの?
- 副作用とかあるの??…etc
など通院する前に知っておきたいこともありますよね。
そこで、今回はお尻の黒ずみを皮膚科、美容外科で解消する方法を全てご紹介したいと思います。
皮膚科・美容外科でのお尻の黒ずみの4つの治療方法をご紹介!
皮膚科、美容外科でお尻の黒ずみを治療したい場合、以下の4つの治療方法があります。
- 外用薬・内服薬の薬剤による治療
- ケミカルピーリング
- イオン導入
- レーザー治療
お尻の黒ずみを治療する場合、黒ずみは、皮膚疾患(病気)に該当しないので、基本的に保険適応外で実費での治療となります。
稀に、外用薬、内服薬で保険が適応される場合もあります。
外用薬の場合は、黒ずみの他に赤い炎症を起こしたニキビがあるなど…皮膚に炎症がある時点で、皮膚疾患とされるので、保険は適応されます。
気になる場合は、直接聞いてみてくださいね^^
【お尻の黒ずみ解消:皮膚科・美容外科1】外用薬・内服薬の薬剤による治療
外用薬 | 内服薬 | |
---|---|---|
特徴 | 美白成分である「ハイドロキノン」を医師の指導の元で皮膚に塗り、黒ずみを排除していきます。 | 飲用することで、内側から黒ずみの産生を抑え、色調を薄くする作用があります。 |
種類 | ハイドロキノンとトレチノインの2種類の塗り薬が処方 | トランサミン、シナール、ユベラの3種類のうちのどれかが処方 |
1ヶ月あたりの料金 | 約8,000~20,000円 | 約5,000~15,000円 |
回数 | 1日1回 | 1日1回 |
副作用の有無 | あり | あり |
薬剤でお尻の黒ずみを治療する場合、「肌に塗って使用する外用薬」と「薬を飲んで内側から黒ずみをなくしていく内服薬」があります。
外用薬を使ってお尻の黒ずみを解消する!
外用薬を使った場合、「ハイドロキノン」と「トレチノイン」の2種類の外用薬が処方されます。
ハイドロキノンは、黒ずみの原因となるメラニンの生成を強力に抑制し、予防的な美白効果があります。
また、メラニンの生成をSTOPさせる効果のほかに、酸化して黒くなったメラニンの色を戻す効果もあります。
トレチノインは、ビタミンA誘導体で、皮膚の代謝を上げ、肌のターンオーバーを強力に促す効果があります。
ターンオーバーの促進作用により、メラニンの排出を促します。
よって、2つの外用薬を合わせて使用することで、黒ずみを徐々に押し出し、お尻の肌状態を元の皮膚へと導きます。
内服薬を使ってお尻の黒ずみを予防する!
処方される内服薬は、一般的には、「トランサミン」「シナール」「ユベラ」の3種類があります。
トランサミンは、トラネキサム酸で、少量を長期間服用することで、メラニン産生細胞を抑制して黒ずみを薄くします。(内服半年を過ぎると黒ずみが解消し地肌も白くなっていきます。)
シナールは、ビタミンCで、できてしまった黒ずみをメラニン色素還元作用とメラニン生成抑制作用で黒ずみを薄くします。
ユベラは、ビタミンEで、ビタミンCと共に、これらは抗酸化ビタミンと呼ばれます。黒ずみができる過程を抑制します。
【お尻の黒ずみ解消:皮膚科・美容外科2】ケミカルピーリング
薬剤の力で肌の古い角質や毛穴汚れを取り除いていきます。皮膚の角質層から表皮上層部を剥がれやすくし、肌のターンオーバーを正常に働かせ、促進してくれます。
使われる薬剤には、美白効果や刺激が伝わることで真皮のコラーゲン産生を高める美肌効果もあります。
よって、お尻に黒ずみプラス、にきび・にきび跡がある場合にも有効です。
ケミカルピーリングの費用や回数・副作用などは?
価格 | 5,000~30,000円 |
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通うペース | 2週間に一度ほど |
効果の出る回数 | 5~6回 |
副作用 | 発赤、熱感、痒み、痛み、ピリピリ感、乾燥が生じる場合あり |
施術時間 | 20~30分 |
※使われるピーリング剤によって、価格が変わってきます。
副作用が起こる場合もありますが、通常は2、3日程度で解消します。
ケミカルピーリングの治療の流れは?
ケミカルピーリングの治療は以下の流れとなっています。
- 医師によるお肌のカウンセリング・診察
- 肌の状態に合わせて選んだピーリング剤の濃度を調節し、適切な時間塗布
- 肌の状態を見てピーリング剤を中和し、拭き取る
- 一定時間、肌を冷却させる
- 保湿効果の高いパックで敏感になっている肌を鎮める
施術後は肌が敏感な状態ですので、保湿をしっかり行いましょう。
皮膚に極度の肌荒れがある場合は、ケミカルピーリングは受けられません。
【お尻の黒ずみ解消:皮膚科・美容外科3】イオン導入
高濃度ビタミンC・トラネキサム酸・グリシルリシンなどを配合した有効成分を肌に塗り、微弱な電流を流し、肌の深部に浸透させる治療法です。
肌の奥深くにまで有効成分を直接届ける事ができるので、根本にある黒ずみを分解、除去していきます。
また、ニキビの原因の一つとなる皮脂の過剰分泌を抑える働きのあるビタミンCを肌にイオン導入することで新たなニキビの発生を予防します。
よって、お尻の黒ずみ以外にもニキビにも有効です。
イオン導入の費用や回数・副作用などは?
価格 | 6,000~50,000円 |
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通うペース | 1週間に一度ほど |
効果の出る回数 | 6~8回 |
副作用 | 発赤、熱感、痒み、痛み、ヒリヒリと熱く感じる状態、腫れ、発疹が生じる場合あり |
施術時間 | 30~40分 |
※イオン導入に使われる有効成分によって、価格が変わってきます。
浸透力は化粧品やサプリメントで得られる効果の30倍~100倍とも言われています。
イオン導入の治療の流れは?
イオン導入の治療は以下の流れとなっています。
- 医師によるお肌のカウンセリング、診察
- 肌の黒ずみ状態に合わせて薬剤を選ぶ
- 薬剤を肌に塗り微弱電流を皮膚に流す
- 薬剤を拭き取り肌を冷却させる
- 保湿効果の高いパックで敏感になっている肌を鎮める
使われる薬剤は、トラネキサム酸(美白効果の他、肌荒れ解消効果)、グリシルグリシン(保湿効果)、プラセンタ(肌の新陳代謝を促進や美白効果)等です。
美容皮膚科、クリニックによって、使われる薬剤は異なり、オリジナル薬剤を使っている美容皮膚科もあります。
【お尻の黒ずみ解消:皮膚科・美容外科4】レーザー治療
美容皮膚科、美容外科でお尻の黒ずみ治療をする場合の多くが、レーザー治療となります。
レーザー治療をしながら、「イオン導入」or「ケミカルピーリング」or「薬剤」を組み合わせて施術することで、効果がさらに高くなります。
レーザー治療は、炎症をおこさせないほどのマイルドなパワーでレーザー照射し、皮膚の中に滞留している黒ずみの元となるメラニンを少しずつ壊していくことで、黒ずみを解消していきます。
レーザー方法1:レーザートーニング
料金 | 10,000円~20,000円 |
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痛み | 輪ゴムでパチンとたたいたような痛みあり |
副作用 | 赤みや腫れなど |
治療時間 | 約10分 |
回数 | 6~10回 |
※基本的に麻酔は使用しませんが、痛みに敏感な方には、麻酔クリーム(別途かかる)があります。
レーザートーニング(ボディトーニング)は、ごく弱いパワーで照射し、黒ずみ原因物質の「メラノサイト」に刺激を与えずに、メラニン色素の塊を直接破壊していく治療法です。
破壊されたメラニンは、ターンオーバー(肌細胞の生まれ変わり)の働きとともに、表面に出て垢として剥がれ落ちていきます。
そのターンオーバーを利用し、繰り返しレーザーを当てることで徐々に黒ずみを治していきます。
レーザー方法2:レーザーホワイトニング
料金 | 15,000円~20,000円 |
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痛み | 肌に少し熱さを感じる程度 |
副作用 | 赤み、腫れ、かぶれなど |
治療時間 | 約30分 |
効果の出る回数 | 4~5回(続けることでより高まる) |
レーザーホワイトニングは、メラニン色素へのレーザー照射によるホワイトニング効果と、755nmの波長とミドルパルスの相互作用による角質除去(毛穴縮小効果)の両方を兼ね備えているレーザーです。
皮膚の奥の色素に直接アプローチし、黒ずみの元であるメラニンを破壊し、そこからレーザーピーリングのような角質除去効果をもたらします。
黒ずみが徐々に消えると同時にターンオーバーを図り、ホワイトニング効果が得られるため、つるつるの美白肌に導きます。
レーザー方法3:アクネライト
料金 | 20,000円~ |
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痛み | 場所によっては、輪ゴムでパチンとたたいたような痛みあり |
副作用 | ほとんどなし(稀に発赤する場合あり) |
治療時間 | 約20分 |
回数 | 5~10回 |
アクネライト(光線治療 クロモライト)は、医療レーザーで、にきびの原因であるアクネ菌を殺菌する効果があります。
よって、お尻に黒ずみとニキビがある方に有効なレーザーです。
アクネライトには肌のコラーゲンを活性化させたり、黒ずみの元となるメラニンを除去する効果もあるので、ニキビはもちろん、黒ずみ解消にも効果があります。
https://f-selection.com/osiri-kurozumi-reza/
お尻の黒ずみは「一般皮膚科」ではなく「美容皮膚科」に受診!
皮膚科といっても、「一般皮膚科」と「美容皮膚科」の2つがあります。
お尻の黒ずみは、どちらの皮膚科で診察するのか説明していきますね。
- 一般皮膚科:皮膚疾患の病気(炎症、かゆみ、膿み)を治療する目的
- 美容皮膚科:皮膚のトラブル・病気を治療する事とお肌を美しく整える目的
お尻の黒ずみは病気ではなく、皮膚疾患に当たらないため、一般皮膚科ではなく、美容皮膚科での診察となります。
黒ずみに赤み、炎症(ニキビ)が起こっている場合は、一般皮膚科でも保険適応で治療してもらえますが、炎症が治まれば治療は終了です。
黒ずみ解消まで治療を行ってくれません。(まれに美白成分入りの外用薬を処方してくれますが、保険適応外です。)
また、知識や技術、経験の豊富さも、圧倒的に美容皮膚科のほうが高いです。
よって、お尻の黒ずみを解消したい場合は、「美容皮膚科」「美容外科」で診察してもらいましょう。
お尻の黒ずみを解消!「皮膚科」「美容外科」選びで失敗しない4つの選び方
「美容皮膚科」「美容外科」でのお尻の黒ずみの治療法が、わかったところで、診察してもらおうとなった時に大事なことが、信頼できるクリニックを見つけることです。
美容皮膚科・外科は、自由診療のため、価格もさまざま、施術内容もクリニックごとに異なってくるので、自分に合う病院をしっかり選びたいですよね。
そこで、信頼できる失敗しない「安心・安全なクリニック選びの4つのポイント」をご紹介します。
選び方1:医師や看護師、スタッフが真摯に接してくれる
診察の時に、医師がしっかりとヒアリングしてもらえて、同時に、治療に対してメリットとデメリットを説明してくれるかどうか?をチェックしましょう。
医療機関での治療は、効果が期待できる分、副作用や反応が強いものがたくさんあります。
メリットばかりを話す医師は要注意ですし、納得ができない治療を「キャンペーンで安いから」と言ってすすめてくるクリニックも信頼できません。
選び方2:女性医師が在籍している
お尻の黒ずみを治療するので、女性医師がしっかり所属しているクリニックを選ぶのが良いでしょう。
やはり女性の悩みは男性医師よりも女性医師の方が相談しやすいですし、恥ずかしい部分を男性医師に見せるのも抵抗がある方も多いと思います。
クリニックは、1回行けば終了という訳には行きません。何回かの通院が必要です。
毎回、男性医師に施術してもらうのは、精神的苦痛も高くなる方もいます。
また、予約する際のスタッフの電話応対の感じはどうか?、公式サイトをチェックする際は、担当医師のプロフィールがしっかり明記され、公開しているかもチェックしましょう。
選び方3:治療費の金額設定がしっかりしている
治療費の料金はどれくらいかかるのか?予約する前に必ず公式サイトで確認しましょう。
料金設定が明確ではなかったり、同じく治療方法があいまいな記載の場合は、あまりおすすめできません。
施術代の他に、「初診料」と「再診料」は、どれくらいかかるか?も一緒にチェックしときましょう。
また、診察時に、再度どのくらいの費用と期間がかかるかをきちんと最初に説明してくれる医師かどうかもチェックをしましょう。
選び方4:通っている方の口コミが掲載されている
実際に通っている方の声が掲載されているなど、通っている方の口コミがしっかり掲載されていると安心感がありますね。
また公式サイトではない、口コミ掲示板もチェックしておくと、クリニックでの様子や医師がどんな診察をするのか想像できると思います。
治療は、施術をしておしまいではありません。アフターケアがしっかりしているかも口コミからチェックしておきましょう。
口コミを見て迷ってしまった場合は、1つのクリニックに決めず、他のクリニックへカウンセリングに行ってみるのもおすすめです。
お尻の黒ずみ治療を受けてもセルフケアをしっかり行おう!
お尻の黒ずみを美容皮膚科・外科で治療していても、自宅でのセルフケアもできる範囲で行っていきましょう。
お尻の黒ずみは、お尻に圧迫や摩擦により、擦れることによって、乾燥、角質が厚くなり肌トラブルが起こり、後に黒ずみになっていきます。
よって、まずは、この肌トラブルをできるだけ外し、負担をなくしていきましょう。
- 長時間イスに座らない:1時間に一度位立ち上がってみたりお尻にクッションを敷く
- 石鹸・シャンプーなどしっかり洗い流す:カスが残っていると肌トラブルを引き起こす
- 下着・ショーツは自分に合ったものを選ぶ:合わない下着は摩擦を引き起こす
- 保湿をしっかり行う:乾燥による肌トラブルを防ぐ
特に、治療中は肌が敏感になってますので、しっかり保湿ケアを行いましょう。
お風呂上がりや朝、起きた時などにお尻の保湿ケアを行い、治療の効果をより高め、感じられるように心がけましょう。
【保湿ケアに最適!】お尻専用の美白クリームで黒ずみ予防!
黒ずみを治療中でも保湿ケアはとっても大切と話しましたが…
美容皮膚科・外科で黒ずみを解消をしても、日々ケアを怠っていると、黒ずみはまた自然と出てきます。
黒ずみを予防させる目的でも、毎日の自宅ケアはとっても大切です。
そこで、オススメなのが、お尻の黒ずみを自宅でこっそりケアできる「お尻専用の黒ずみ解消の美白クリーム」です。
- 厚生労働省から認められた美白有効成分をたっぷり配合!
- 黒ずみを予防する成分(保湿成分)配合で黒ずみが出来にくい美尻へ
- たっぷりの美容成分配合で、若々しいぷっくりハリ・ツヤの肌を保つ!
- 純日本製で日本人の肌に合わせて作られているから安心
- お尻専用に作られた無添加処方で安全!
お尻専用に作られた黒ずみケアの美白クリームですが、他のデリケートゾーン、脇、乳首、肘、膝など気になる黒ずみにも使えます!
また、まだクリニックで治療しなくても、まずは自宅ケアから始めてみたい方にもオススメです。
お風呂上りに顔に保湿ケアする感覚で、お尻にも同じように丁寧にケアしてあげましょう。
1分程度の簡単ケアで終わるので、ストレスなく毎日続けられるのもおすすめポイントです^^
https://f-selection.com/osiri-kurozumi-crium/
【まとめ】
お尻の黒ずみは、美容皮膚科・外科で治療することで解消することは可能です。
医療機関で治療する場合は、メリットもありますが、デメリットもやはり存在しますので、カウンセリングでしっかり医師と相談した上で治療を進めていきましょう。
クリニックでの治療に抵抗がある方は、お尻専用の黒ずみ解消クリームもありますので、自分に合ったケア方法でやってみましょう。
また、黒ずみが解消されても何もケアしなければまた黒ずみは自然と再発しますので、日々の生活習慣を気をつけてみたり、黒ずみ解消クリームや医療機関でもらった外用薬などを使って、毎日ケアしていきましょう。