デリケートゾーンの黒ずみを医療機関で解消したい場合、「美容外科」か「美容皮膚科」のどちらかでの治療となります。
美容皮膚科は、皮膚科の知識を応用し、黒ずみ・シワや肌荒れなどの皮膚に関するお悩みに対して、メスを使わない治療を提供します。
一方の美容外科では、いわゆる「美容整形」を行っていて、メスを使用した整形手術を行うことが多いです。
どちらを受診しても、黒ずみは病気ではないため、自由診療(保険適応外)となります。
今回は、陰部の黒ずみを美容外科で解消したい場合の治療法や料金を徹底解説します。
美容外科での治療法はデリケートゾーンの黒ずみ除去手術!
美容外科で、黒ずみを解消したい場合は、上記で説明した通り、メスを使った黒ずみ除去手術となります。
メスを使った黒ずみ手術は、「小陰唇縮小術」と「大陰唇縮小術」の2つがあります。
大陰唇とは、Iラインの部分で毛が生えている部分を指します。
小陰唇とは、大陰唇の内側にあるひだのことで、毛が生えていない部分です。
次で、「小陰唇縮小術」と「大陰唇縮小術」を詳しく説明していきますね。
「大陰唇縮小術」でデリケートゾーンの黒ずみを除去する治療法
料金 | 20万~30万円 |
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麻酔の有無 | あり |
手術時間 | 約60分~90分 |
ダウンタイム | 3日~1週間 |
シャワー | 当日からOK |
入浴 | 1週間後からOK |
性交渉 | 1ヶ月後からOK |
注意点 | 手術後は、3、4日の出血が伴う場合があり。また術後に痛みが起こるので痛み止め薬が処方 |
※料金は手術代と麻酔代の合計(それ以外に診察料がかかります。カウンセリングは無料な場合もあります。)
大陰唇は、内側の生殖器と尿道口を保護する役割を持っていて、通常は、脂肪によってふっくらとしています。
しかし、余分にはみだす部分や黒ずみが多かったりする場合は、組織を取り除き、きれいに縫い縮めることにより形を整えたり、黒ずみを除去していきます。
「小陰唇縮小術」でデリケートゾーンの黒ずみを除去する治療法
料金 | 15万~25万円 |
---|---|
麻酔の有無 | あり |
手術時間 | 約30分~60分 |
ダウンタイム | 3日~1週間 |
シャワー | 当日からOK |
入浴 | 1週間後からOK |
性交渉 | 1ヶ月後からOK |
注意点 | 手術後は、3、4日の出血が伴う場合があり。また術後に痛みが起こるので痛み止め薬が処方 |
※料金は手術代と麻酔代の合計(それ以外に診察料がかかります。カウンセリングは無料な場合もあります。)
小陰唇縮小術は、肥大したり黒ずんでしまった小陰唇の箇所を切り取る手術法です。
黒ずみを除去するだけでなく、左右で異なるヒダの大きさを調整し、キレイに整えてくれることも可能です。
「小陰唇縮小術」と「大陰唇縮小術」の手術の流れ
それでは、「小陰唇縮小術」と「大陰唇縮小術」の手術の流れを説明していきますね。
- 電話にて診察日時を予約(デリケートゾーン外来では完全予約制が多い)
- 当日、カウンセリング(治療の流れを説明)
- 麻酔を行う(※笑気麻酔か静脈麻酔)
- 切除手術(縫合時は極細の溶ける糸を使用するため、抜糸が不要なクリニックもある)
- 痛み止め薬が処方される
術後、2、3日は血がにじみますので、ナプキンを当てておきます。
入院の必要はなく、すぐに自宅に帰れます。術後の経過として、何回か通院が必要です。
※笑気麻酔は、吸入するタイプの麻酔で、ぼーっとした感じになり、痛みを感じにくくします。
また、静脈麻酔は、点滴で眠るタイプの麻酔で、寝ている間にすべてが終わります。
麻酔の種類も美容外科によって異なってきますので、予約、カウンセリングの際に不安なら確認をしてみましょう。
【手術はリスクもあり!】デリケートゾーンの黒ずみを美容外科でしてみた3つのデメリット
デリケートゾーンの黒ずみを今すぐ解消したい場合に、美容外科の手術を選択することで黒ずみはもちろん解消します。
しかし、身体にメスを入れるということは、それなりのリスクを伴うこともしっかり知っておきましょう。
調べてみると、「デリケートゾーンの黒ずみの手術をやらなきゃよかった!」「ちゃんと調べてから検討するべきだった」
という声がありました。
とんでもないデメリット3つがこちらです。
- 傷跡が消えず、身体を逆に傷つけてしまった
- 仕上がりが不自然で再手術になってしまった
- アフターケアが最悪で他の美容外科に再度受診した
上記の例は、とても稀なケースではありますが、しかし実際に起こっていることです。
とんでもないデメリットについて、体験者の口コミと供に次で説明していきますね。
デリケートゾーンの黒ずみを美容外科でおすすめできない3つの口コミ
デリケートゾーンの黒ずみを美容外科で手術したけど、手術をしなければよかった!という悪い口コミもやはり存在しています。
陰部の黒ずみを美容外科でおすすめできない3つの口コミをご紹介しますね。
傷跡が消えず、身体を逆に傷つけてしまいました…涙
デリケートゾーンの黒ずみで小陰唇のひだの黒さがコンプレックスでした。
ちゃんと調べずに自宅から近かったことを理由に小陰唇縮小手術をしたのですが、溶けてなくなるはずの糸が、痕になって残ってしまい、でこぼこになってしまいました。
形も想像していたものではなく、いびつで、皮膚も硬くなっています。
しかも、根こそぎ切除したので、他院での修正も不可能と言われてしまって…かなりショックでした。
手術すれば自信が持てるって思ったのに、これじゃ意味がありません。やらなければよかったって後悔しています。
仕上がりが不自然で再手術になりました…
雑誌広告でたまたま美容外科を見つけ、高い技術があるかのように書かれていたので、黒ずみ手術を受けました。
しかし、仕上がりが本当に最悪でした。左右が揃っていなく縫い方や縫い口がボコボコ…
あまりにも不自然すぎる形状に不安&納得がいかず、他の美容外科に診察し、再度手術を行いました。
保険も適用されないし、二重に治療費がかかりとんでもなく高額になってしまいました。
後から調べてみると、デリケートゾーンの黒ずみは、美容外科でなく、美容皮膚科や自宅ケアでもなくなるらしいとわかり…
もうちょっと慎重になればよかった…って思いました。
アフターケアが最悪で他の美容外科に再度受診した
会社がなかなか休めず、手術後の通院不要というところが気にいって選びました。
手術をしましたが、術後に出血が止まらずクリニックで処置をしてもらうことになってしまいました。
これ以外にも、術後経過が良くなくて通院がいらないと言われたのに、何度も通院することが必要と言われました。
手術前のカウンセリングでも対応が最悪で、ここの美容外科では、信用できないと他の病院に再受診し通院しました。
アフターケアが充実しているクリニックを選べばよかったと後悔しました。
デリケートゾーンの黒ずみを美容外科でするなら病院選びは慎重に徹底的に調べること!
デリケートゾーンは、普通の肌に比べて皮膚がとても薄く、とても敏感な部分です。
そこにメスを入れ切除する訳ですから、美容外科選びは、かなり慎重に調べる必要があります。
やらなければよかった!!って言っている方のほとんどが、ここの病院選びで失敗しています。
近所だからとか、ネットでなんとなく検索でひっかかったからなどで、安易に決めるのは大変危険です。
まずは、以下のことを順番に調べていき信頼できる美容外科を探していきましょう。
- 美容外科を何件か候補を挙げてみる
- それぞれの美容外科の先生の技術(経験)がどれ位あるか調べてみる
- 手術費、診察費が明確がどうか公式サイトで調べてみる
- その美容外科の口コミを検索で調べてみる
- 術前のカウンセリングや術後のアフターケアがきちんとしているか調べてみる
- ひとつに決められない場合は、何件かカウンセリングに行ってみる(カウンセリングは無料なクリニックが多い)
- カウンセリングに行った際は、医師や看護師、スタッフが丁寧に真摯に接してくれるか見てみる
- メリットだけでなく、デメリットもきちんと説明してくれるか?話をきちんと聞いてくれるかなどもチェックする
実際に美容外科にカウンセリングに行って、どのような手術方法なのか?メリットだけでなく、デメリットもきちんと説明してくれて、料金はどれくらいかかるのか?
術後のアフターケアはどのような感じなのか?何回くらい通院しないといけないのか?など、カウンセリングに行く前に疑問をメモしておき、実際に聞いてみるのも良いでしょう。
美容外科では、カウンセリングだけ受けて、一度自宅に帰ってから再度検討する時間をもらえますので、気になる美容外科があるなら、カウンセリングを受けに行ってみましょう。
美容外科ではなくてもデリケートゾーンの黒ずみは解消できる!
デリケートゾーンの黒ずみは、美容外科だけでなく、自宅ケアや美容皮膚科でも治療が可能です。
「小陰唇」と「大陰唇」の形がいびつで気になる、人より大きい気がして、恋愛ができないなど、黒ずみプラス、カタチに対してコンプレックスがあるのなら、手術を行っても良いと思いますが、黒ずみだけが気になるようなら、オススメはできません。
再度、自分には黒ずみ切除手術が必要かどうか考えてみましょう。
医師の指導のもとで、黒ずみケアをしたいのであれば、美容皮膚科がオススメですし、近くに美容皮膚科がない!自分でまずは自宅ケアから始めてみたい方には、デリケートゾーン専用の黒ずみ解消クリームがオススメです。
美容皮膚科での4つの黒ずみ治療法
美容皮膚科で黒ずみ治療する場合は、以下の4つの治療法があります。
- 外用薬による塗り薬治療
- ケミカルピーリング
- イオン導入
- レーザー治療
美容皮膚科は、美容外科と異なり、メスを使わずに黒ずみ治療を行っていきます。
上記の4つの方法を併用し組み合わせて治療すること(外用薬とレーザー治療、ケミカルピーリングとレーザー治療など)で、効果を高め徐々に黒ずみを解消していきます。
美容皮膚科も美容外科と同じく、自由診療のため、保険の適応はありません。
https://f-selection.com/deriketozone-kurozumi-hihuka/
自宅ケアなら「デリケートゾーン専用の黒ずみ解消クリーム」!
最後に、美容外科も美容皮膚科も近くにない!や休みの日に通院するのはめんどくさい!
病院で股を開く勇気がない…って方は、自宅で黒ずみケアを始めてみてもいいかもしれません。
デリケートゾーンの黒ずみを解消する目的で作られた「医薬部外品の美白クリーム」なので、効果ももちろん期待できます。
- 厚生労働省から認められた美白有効成分をたっぷり配合!
- 黒ずみを予防する成分(保湿成分)配合で黒ずみが出来にくい肌へ
- たっぷりの美容成分配合で、若々しいぷっくりハリ・ツヤの肌を保つ!
- 純日本製で日本人の肌に合わせて作られているから安心
- デリケートゾーン専用に作られた無添加処方で安全!
デリケートゾーン専用に作られた黒ずみケアの美白クリームですが、脇、乳首、肘、膝、お尻など気になる黒ずみにも使えます!
毎日、お風呂上りに顔に保湿ケアする感覚で、デリケートゾーンにも同じように丁寧にケアしてあげましょう。
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【まとめ】
デリケートゾーンの黒ずみを美容外科で解消する場合の治療法や料金、デメリットを紹介しましたが、なんといっても一番大事なのは、病院選びです。
病院さえ、しっかり選べば失敗はおそらくないと考えてよいですが、やはりリスクもあることもきちんと理解しておきましょう。
また、本当に自分は、陰部の黒ずみ切除手術が必要なのかどうかも一緒に考えてみましょうね。